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学習の目標

  設立の趣旨に基づき、次の3点を学習の目標に掲げます。

1 わたしたちは、「めぐろシティカレッジ」で誰からも強いられることなく、
自らの意志と方法で勉強して自己実現をはかります。

2 わたしたちは、「めぐろシティカレッジ」で蓄積された知的資産を

「明るい豊かなまちづくり」に生かします。

3 わたしたちは、「めぐろシティカレッジ」での学習や研究、

「まちづくり」を通じて育まれた温かい人間関係をより豊かにするとともに、
新しい価値観と生きがいを求め行動します。

「カリキュラム委員会」

めぐろシティカレッジでは、『学習の目標』に基づき充実した学習内容を作るため

7人の委員で構成するカリキュラム委員会により年間のカリキュラムを計画しています。

めぐろシティカレッジ_菊地俊夫カリキュラム委員
めぐろシティカレッジ_山崎憲治カリキュラム委員長
めぐろシティカレッジ_富士吉田浅間神社見学
めぐろシティカレッジ_富士吉田浅間神社見学
めぐろシティカレッジ_富士吉田浅間神社見学
◈令和6年度 4講座のコーディネーター・講座の趣旨◈
カリキュラム委員長
『目黒学パート30』

山崎 憲治

◉元岩手大学教授
「川と橋をめぐって」

橋は地域と地域を結ぶ懸け橋であり、人・物・情報が集まり・広がる起点でもあった。橋が架かった地域の歴史が変わることもしばしば見られた。一方、川は豊かさを運ぶ動脈であり、川とともに文明が生まれたことも、歴史の事実である。時に、洪水という重荷を流域に課し、その重荷を可能性に転じることで川の豊かさを知ることもしばしばだった。

   橋の歴史的検討、地域的検討、橋の構造(工学)検討、精神・心情での「橋」、文学作品の中に見る橋と多面的に検討することができる。しかし、今日、川と人間を切りはなす開発が続き、川が人の生活から離れた存在に(その典型は都市河川・下水幹線として見える目黒川)追い込まれている。「美しい川」はどこに流れているのか。現地実習を織り交ぜて、目黒川から出発し、「川」と「橋」、さらに喫緊の課題である「水資源」を広く検討できる講座を目指したい。

会長・カリキュラム委員
『いま地球で何が起きているのか』

​ 堀 信行

◉東京都立大学名誉教授

 とくに産業革命以来、人間の諸活動が地球環境に与えた影響の大きさに注目して、「人新世」という時代名称が提唱されている。そんな状況下で、ここ数年私たちは、コロナのパンデミックに直面するとともに、国内だけでなく世界各地から飛び込むニュースには、地球温暖化現象に伴う異常気象による熱波や洪水や大規模な森林火災等々、地球環境の未来に赤信号が点滅するような情報が溢れている。また人間社会においては、戦争や紛争をはじめ、「いのち」が軽んじられ、人間としての尊厳が踏みにじられ、耳を疑うようなニュースが多く飛び交っている。人工知能をはじめとする情報化社会の下で、現代社会には、漠然とした不安が漂っている。このような現代の状況を鑑みて、本講座では、「いま、地球で何が起きているのか」について、実態を詳しく認識し、その上で、これからいかに生きるのかについて考えてみたい。本講座が、少しでも明日への指針を得るきっかけになれば幸いである。

カリキュラム委員
『江戸時代の思想と現代』

 森 慎一郎

◉東洋文化研究家

 日本は江戸時代を通じて様々な思想が誕生し、お互いに影響を与えながら衰退したり新たな発展を遂げたりしてきた。それらの思想を通じて江戸時代に近代化の準備がなされていたのかどうか?思想家とその周囲の人々は何を考えてそれぞれの学問を進めたのか?この国の過去・現在・未来をどのように考えたのか?どのような国にしたかったのか?それぞれの考えが現代にどのように繋がっているのか、あるいは繋がっていないのか。日本の近代化に江戸時代のそれぞれの思想が与えた影響を考える。

カリキュラム委員
『見て回る 江戸・東京

佐藤 洋

東洋大学京北中学高等学校教

生井 貞行

元桜美林大学講師

 講座「見て回る江戸・東京」は江戸・東京を歩いて見て回り、現風景から江戸のかつての面影を追憶し、そして東京の将来を展望することをベースに沿えております。東京は様々な面を持っています。そしてそれらの面は複雑に絡み合い、東京を形成しています。今回の講座では東京における武蔵野の位置、神社仏閣、「忠臣蔵」の現場検証、”近藤勇”の人物像の解明、戦争遺跡が語っているもの、水害通史と河川管理などに視点を置き、カリキュラムが構成されています。東京を歩き回り、知的積極性を持ち、共に学んでいきましょう。本講座は基本的に<講義―現地実習>という組み合わせです。 

めぐろシティカレッジ_富士吉田浅間神社見学
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カリキュラム委員会
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